歯ブラシは雑菌がいっぱい
普段、食事で使う箸やフォークは洗剤できれいにしますよね。でも、同じように口の中に入れる歯ブラシは、あまり衛生面で注目されてきませんでした。実は、使った後の歯ブラシには、箸とは比べ物にならないくらいの細菌がたくさんついているんです。
普段、食事で使う箸やフォークは洗剤できれいにしますよね。でも、同じように口の中に入れる歯ブラシは、あまり衛生面で注目されてきませんでした。実は、使った後の歯ブラシには、箸とは比べ物にならないくらいの細菌がたくさんついているんです。
毎日使う歯ブラシを完全に無菌にするのは難しいけれど、細菌が増えないように工夫することはできます。以下のポイントを守りましょう。
歯ブラシには歯磨き粉や食べカスが残りやすいので、使った後は流水でしっかりすすぎながら、指でブラシをこすってきれいにしましょう。
歯ブラシを使った後は、できるだけ早く乾かすことが大事です。キャップやケースにしまうよりも、立てて保管し、他の人の歯ブラシと触れないようにしてください。使う前に、歯ブラシがちゃんと乾いているか確認しましょう。もし乾くのが間に合わないなら、2本の歯ブラシを交互に使うのもいいですよ。
歯ブラシは新しいものに早めに交換するのがいいです。次のポイントをチェックしてみましょう。
理想は1ヶ月に1本のペースで歯ブラシを交換することです。まとめ買いをしておいて、毎月新しい歯ブラシに変えると管理が楽です。
子どもは歯ブラシを噛んでしまうことが多く、毛先が広がりやすいので、大人よりも早く交換する必要があります。電動歯ブラシの場合は、交換ブラシが高いこともあるので、3〜4ヶ月ごとに交換するといいです。