二次カリエスとは、以前治療した虫歯の詰め物や被せ物の周囲に再び発生する虫歯のことを指します。
虫歯治療を受けた箇所は、一度は治療されたものの、長期間にわたる使用や口腔内の環境の変化によって、詰め物や被せ物の境界部分が劣化したり、隙間ができたりすることがあります。
この隙間に細菌が入り込むと、新たに虫歯が発生するのです。
保険の銀歯の詰め物は5~10年、銀歯の被せ物は10年程持てばよいほうです。
二次カリエスとは、以前治療した虫歯の詰め物や被せ物の周囲に再び発生する虫歯のことを指します。
虫歯治療を受けた箇所は、一度は治療されたものの、長期間にわたる使用や口腔内の環境の変化によって、詰め物や被せ物の境界部分が劣化したり、隙間ができたりすることがあります。
この隙間に細菌が入り込むと、新たに虫歯が発生するのです。
保険の銀歯の詰め物は5~10年、銀歯の被せ物は10年程持てばよいほうです。
人間の歯は食事のたびに60キロ~100キロの力がかかり、毎日休むことなく使用されます。
銀歯に代表される修復物は厳密に仕組みは違うのですが、おおざっぱに言うと歯と接着材でつけらています。
接着剤のあった部分が口腔内の過酷な環境の中で徐々に疲労し、隙間が生じ、虫歯菌が感染するというものです。
保険のプラスチックにも同じことが言えます。
詰めたばかりの時は綺麗だったのがプラスチックは色素や水分を吸収してしまうので5年~10年で黄ばんできます。
またプラスチックと歯で接着している部位の隙間から二次カリエスになります。
二次カリエスになりにくいことが保険診療と自費診療の違いの一つと言えます。
二次カリエスが進行すると、初期段階では自覚症状が少なく、痛みや違和感を感じにくいため、気づかないまま放置されることが多いです。しかし、進行するにつれて詰め物の下で虫歯が広がり、最終的には詰め物や被せ物が外れたり、歯そのものが破損したりすることがあります。
二次カリエスの予防には、日常的な歯磨きやフロスの使用、定期的な歯科検診が重要です。特に、治療した歯のメンテナンスを怠ると、二次カリエスが進行しやすくなります。また、詰め物や被せ物の寿命は、患者様の口腔衛生状態や食生活によって異なるため、適切な時期に交換や再治療を行うことも予防の一環となります。
詰め物や被せ物をする時に自分にはどの被せ物、詰め物が適切かなど質問、疑問があれば遠慮なくお尋ね下さい。