顎変形症とは
顎変形症とは、上顎や下顎、あるいはその両方の大きさや形に異常があるために、かみ合わせの不具合や顔のゆがみが生じる状態です。原因で最も多いのは遺伝的な要因ですが、交通事故などの外傷や、幼少期から長期間続いた指しゃぶりや歯ぎしりによって、顎の骨に発育異常が起きることもあります。
顎変形症とは、上顎や下顎、あるいはその両方の大きさや形に異常があるために、かみ合わせの不具合や顔のゆがみが生じる状態です。原因で最も多いのは遺伝的な要因ですが、交通事故などの外傷や、幼少期から長期間続いた指しゃぶりや歯ぎしりによって、顎の骨に発育異常が起きることもあります。
顎変形症の例としては、下顎前突(受け口)や上顎前突(出っ歯)などが含まれます。歯の向きや並びを矯正することで改善が見込まれる場合は矯正治療を行いますが、顎の骨に形態異常がある場合、歯列矯正だけではかみ合わせが改善されないため、歯列矯正と顎の骨の外科手術を組み合わせた治療が必要です。
治療の手順としては、まず術後のかみ合わせを安定させるための矯正治療を行います。その後、顎の骨のゆがみを修正する外科手術が行われます。手術は骨の成長が終わる18歳以上を目安に行われ、術後には最終的なかみ合わせの調整とリハビリを含む矯正治療が行われ、全体の治療期間は約3年かかります。
矯正治療は大宮いしはた歯科でも可能ですが、顎の骨の手術は大学病院へ紹介状を書かせていただきます。まずはご相談ください。