入れ歯について調べると、「義歯」という言葉もよく見かけると思います。

「義歯と入れ歯ってどう違うの？」と疑問に思う方も多いでしょう。

実際、入れ歯と義歯は示す意味が異なるものの、同じ意味で使われることが少なくありません。

今回の記事では、義歯とは何か、入れ歯の意味との違いや、差し歯との違いについても説明します。

この記事では、義歯の理解を深めるとともに、自分に適した治療方法を考えるための情報をまとめています。

「義歯と入れ歯の違いを知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

義歯とは、歯周病、虫歯、事故などで失った歯を補うために作られた人工の歯の総称です。そのため、義歯と入れ歯は広い意味では同じものであり、入れ歯は義歯の一つの具体的な種類です。

では、具体的に義歯にはどのような種類があるのでしょうか。代表的なものとして、以下の3つがあります。

• 入れ歯
• インプラント
• ブリッジ

それぞれについて説明します。

2-1. 入れ歯

入れ歯は、失った歯やその周囲を補うための人工装置です。部分入れ歯と総入れ歯の2種類があり、保険適用のものと自費のものがあります。保険適用の入れ歯は材料や作り方が制限されていますが、自費の入れ歯は制限がなく、より薄く違和感の少ないものや審美性に優れたものがあります。

2-2. インプラント

インプラントは、失った歯を補うために歯茎に埋め込むインプラント体を基に、その上に人工の歯を被せる治療です。保険は基本的に適用されませんが、天然の歯と同様の審美性や咀嚼力を維持できるため、近年人気が高まっています。

2-3. ブリッジ

ブリッジは、失った歯の両隣の歯を少し削り、橋のように被せ物をして失った歯の機能を補う治療です。取り外す必要がないため安定感がありますが、両隣の健康な歯を削るため、歯の寿命に影響を与えることがあります。

義歯と入れ歯の違いに関連して、「差し歯は義歯に当てはまるのか」「差し歯と義歯の違いは何か」という質問があります。義歯は、歯冠部分だけでなく歯根も失った状態を補う人工の歯ですが、差し歯は残っている歯根を利用して歯冠部分を補う治療です。したがって、差し歯は義歯とは異なる治療です。

入れ歯（義歯）と差し歯どちらが良いかは、口内状況によります。差し歯の治療が可能かどうかは、歯根が残っているか、歯根にヒビが入っていないかが条件です。どちらの治療が適しているかは、歯科医師に相談して判断しましょう。

大宮いしはた歯科では、入れ歯、インプラント、ブリッジの義歯治療に対応しています。当院では、欠損歯を補うだけでなく、全身の健康も考えた治療を行っています。ブリッジによる治療ができない場合、インプラントや自費の入れ歯を推奨することが多いです。理由は、インプラントや自費の入れ歯の方が長期的に問題が少なく、しっかり噛めるからです。

義歯とは、失った歯を補うために作られた人工の歯の総称です。義歯と入れ歯は広い意味では同じものを指し、義歯には入れ歯、インプラント、ブリッジがあります。どの治療を選ぶか迷った場合は、専門の歯科医師に相談し、適切な治療方法を見極めましょう。質問や心配な点があれば、遠慮なく質問することをおすすめします。