骨の硬さは個人差があり、歯の硬さと同様に患者さんごとにかなりの違いがあります。
インプラントで重要な顎の骨の形態や骨質についての分類は、
1985年にレックホルムとザーブによって発表された分類が世界的に使用されております。
これは、X線診査と臨床評価を基にしたものです。
骨量はタイプA~タイプE、骨質はタイプⅠ~タイプⅣに分けられます。
骨の硬さは個人差があり、歯の硬さと同様に患者さんごとにかなりの違いがあります。
インプラントで重要な顎の骨の形態や骨質についての分類は、
1985年にレックホルムとザーブによって発表された分類が世界的に使用されております。
これは、X線診査と臨床評価を基にしたものです。
骨量はタイプA~タイプE、骨質はタイプⅠ~タイプⅣに分けられます。
タイプA 大部分の歯槽骨が残存している
タイプB 歯槽骨に中程度の吸収が認められる
タイプC 大部分の歯槽骨が吸収している
タイプD 顎骨に吸収が認められる
タイプE 顎骨に著しい吸収が認められる
タイプⅠ 顎骨の大部分が皮質骨により占められている
タイプⅡ 中は密度の高い海面骨を、外は厚い皮質骨でおおっている
タイプⅢ 十分な強度をもった密度の高い海面骨を、薄い皮質骨がおおっている
タイプⅣ 密度の低い海面骨を、薄い皮質骨がおおている
骨量とは、インプラント治療に用いることができる骨の量のことを指します。歯を抜くと時間と共に歯槽骨は吸収され、インプラントに利用可能な骨が減少します。特に奥歯では、骨吸収によりインプラント治療が困難になることがあります。上顎洞や下顎の神経との距離が短くなるため、インプラントの長さが制限されることもありますが、現在では骨造成や神経移動術で治療が可能です。
骨質は骨密度を指し、骨密度が高い方がインプラント埋め込みに有利です。インプラントと骨の結合状態は、骨質が柔らかい場合でも治癒期間を延長することで、硬い骨と同様の状態が得られるとされています。
インプラントを検討している方、顎の違和感やかみ合わせ、入れ歯でお悩みの方は、ご相談のみでも大宮いしはた歯科までお気軽にご連絡ください。