当院では、患者様のご要望や親知らずの生え方に合わせて治療計画をたて、抜歯を行います。
親知らずの抜歯が心配な方、お悩みがある方はぜひご相談ください。
当院では、口腔外科専属の医師が常勤しているため、抜歯後の長期的なフォローが可能です。また、抜歯後に何かご心配なことがあっても迅速に対応いたします。さらに、抜歯から1年後に画像検査を行い、抜歯後の状態をしっかり評価いたします。
当院では、抜歯を行った医院で直接アフターフォローを受けることができます。
抜歯前の画像検査
抜歯後1年後の画像検査
当院の歯科衛生士は11名(2023年1月現在)が、一般社団法人日本歯科医学振興機構(JDA)による「臨床歯科麻酔認定歯科衛生士」の資格を取得しています。
浸潤麻酔とは、痛みを軽減したい部位に直接麻酔薬を注入する方法です。当院では極細の針を使用した電動麻酔器を使用し、麻酔薬の温度を体温に合わせることで、従来の麻酔よりも注射時の痛みを大幅に軽減しています。
さらに、注射がとても怖い方には、麻酔を施す部分に表面麻酔(塗る麻酔)を塗り、針を刺す感覚をほとんど感じないようにすることも可能です。
問診票にご記入いただき、親知らずの症状について詳しくお話を伺います。
普段服用している薬がある場合は、お薬手帳などをお持ちください。
麻酔注射の痛みを軽減するために、注射を行う部位に塗布する表面麻酔を使用します。その後、麻酔薬を体温に近い温度に温め、一定の速度で注入する電動麻酔を用います。
痛みを感じる部位に注射する麻酔を浸潤麻酔と呼び、通常はこれで対応しますが、麻酔が効きにくい奥歯などの場合には、さらに奥の部分に注射する伝達麻酔法を使用することがあります。これは、脳から下顎へつながる神経に作用し、口腔内全体に広く麻酔が効く方法です。
親知らずの抜歯を行います。
歯茎に埋まっている親知らずの場合
隣の歯の歯茎を切開し、歯茎をめくって状態を確認しながら抜歯します。
斜めに生えている親知らずの場合
親知らずが斜めに生えていることが多く、隣の歯に引っかかっていることがよくあります。
そのままでは抜歯が難しいため、親知らずを適宜分割(歯冠分割、歯根分割)して隙間を作りながら抜歯します。
親知らずの抜歯の難易度は、歯によって大きく異なります。当院には口腔外科で経験を積んだ医師が在籍しており、口腔外科学会の資格を持っています。そのため、「他院で抜歯が難しいと言われた」「大学病院を紹介された」という方も、安心してご相談いただけます。抜歯後の急な痛みや不安な点にも迅速に対応し、抜歯後の経過も長期的に見守ることができます。
レントゲン写真のように、親知らずと神経の管が近い、
重なっているケースも対応しております。
画像検査により、1回で親知らずを完全に抜くと、神経損傷による知覚鈍麻が発生するリスクが高い場合、2回に分けて抜歯することがあります。
①最初の手術では、親知らずの頭部のみを抜去し、残りの根を意図的に残します。
②約半年以上の期間を空けると、歯茎の中に残された根が少しずつ前方に移動し、神経から離れていきます。これにより、神経損傷による痺れのリスクが軽減されます。
③2回目の手術で、最初に残した親知らずの根を取り除きます。
※最初の手術は保険適用ですが、2回目の手術は自費診療(27,500円)となります。
注射麻酔の前に表面麻酔を行い、
麻酔針の刺入時の痛みを緩和するように心がけております。
抜歯のほとんどのケースは抜歯開始から30分以内に終わります。
処置中はお口を休ませる時間もあります。
できる限り患者さんに配慮しながら処置を行います。
他院では通常行うことができない
1度で複数の親知らず抜歯をさせていただいております。
1度に4本抜歯は通常1時間以内に処置が終わるので、
時間がかかることがなく抜歯することができます。
テルプラグとは抜歯後、治癒の促進と骨を露出を防ぐために、抜歯後の穴に入れるコラーゲンで作られたスポンジです。
抜歯後の穴に食べ物が入ってくるのを防いだり、歯肉の再生を促してくれます。
また抜歯後の穴を塞ぎ血を吸収するため、ドライソケットと呼ばれる歯を抜いた後に骨がむき出しになってしまい、「ズキズキと痛む」「食事の際に特に痛い」といった状態を防げます。
テルプラグはコラーゲンでできているため、時間とともに体に吸収され取り出す必要もありません。
樹伸会では年間500個以上を使用して、良好な治療効果をあげております。