矯正歯科
歯並びと健康は比例します
歯の並びは見た目だけでなく、健康にも大きな影響を及ぼします。
噛み合わせが不正だと、顎の成長や発音、体重管理、心理的な問題などに悪影響を与えます。
特に小学生の顎の成長や永久歯の生え変わり時期に歯並びを整えると、
子供の心と体が健康的に成長する環境を整えることができます。
歯の並びは見た目だけでなく、健康にも大きな影響を及ぼします。
噛み合わせが不正だと、顎の成長や発音、体重管理、心理的な問題などに悪影響を与えます。
特に小学生の顎の成長や永久歯の生え変わり時期に歯並びを整えると、
子供の心と体が健康的に成長する環境を整えることができます。
横顔美人を判断する「Eライン(エステライン)」は、鼻の先と顎の先を結ぶライン。このライン上に口が並ぶと、美しい横顔とされ、矯正治療の目安にもなります。
上顎がラインよりも前に出てしまう上顎前突症(出っ歯)です。
食事は奥歯で噛むことができますが、前歯が出ていて噛み合いがずれているため、しっかり噛むことができません。
そのため、下顎を前に出して噛む癖がつき、顎の関節に負担がかかります。また、歯が大きくて顎の骨に収まりきれず、前方に飛び出すように生えてしまうことで、上下顎前突になるケースが多いです。
一方、顎の骨の成長が停止し、正常な歯が顎の骨に収まりきれず、上下顎前突になる場合もあります。
下顎前突症(受け口・しゃくれ)は、通常、下顎が過剰に成長し、上顎よりも大きくなる状態を指します。しかし、逆に上顎が成長せず、見た目が下顎前突に見えることもあります。
成長期に口呼吸が長く続いたり、指しゃぶりや舌へき(舌を突き出して飲み込む癖)などが原因の一つとされています。
叢生とは、歯が重なり合って凸凹になる歯並びの状態を指します。歯のサイズに対して顎のサイズが小さく、歯がスペース不足で並び切れず、いくつかの箇所で重なっています。歯と顎のサイズのバランスが大きく乖離している場合、永久歯を抜いて矯正治療で歯並びを改善することがあります。
オープンバイトは、不正咬合の一種で、「お口ポカン」の状態です。
上下の歯が重なることなく、食べ物を噛み切ることが難しい問題があります。
矯正治療で修復可能ですが、状態が進行している場合は外科的な処置が必要なこともあります。
過蓋咬合とは、歯を奥歯とともに咬みしめたときに、下の歯がほとんど見えない歯並びのことです。
放置すると、顎関節症を引き起こす可能性があります。
ワイヤー矯正や、軽度な場合はマウスピース矯正で治療できることもあります。
交叉咬合とは、上下の歯が交差して生えてしまっている状態を指します。
よくあるケースは上の奥歯が下の奥歯の内側に入り込んでいることが状態であり、咬み合わせが逆転している状態です。
治療は、永久歯が生え始める4~5歳の乳歯期から開始できます。
小児矯正では、あごの成長や歯の生え変わりを活用することができ、多くの利点があります。
成人になってからの矯正では、健康な歯を抜く必要が生じることもありますが、小児矯正では成長期の力を利用してあごを適切な位置に導くことができます。
そのため、抜歯なしで歯並びを整えることが可能であり、受け口や出っ歯などの予防もできます。
成長段階である幼少期だからこそできる治療なのです。
小児矯正を始める適切な時期は、永久歯の6歳臼歯と前歯4本が生え揃った時です。お子さんの歯並びやあごの成長に不安がある場合は、6、7歳頃に歯科医院で健診を受けることをお勧めします。
矯正相談は初回無料ですが、2回目以降は2200円(税込)かかりますのでご了承ください。大宮いしはた歯科では、小児矯正や大人の方の矯正相談も行っています。
歯並びについてのお悩みや疑問、治療に関するご希望をお聞かせください。
口の中を確認し、問題や治療方法、流れ、期間、費用を丁寧に説明します。
カウンセリングを受けたからといって、必ずしも矯正治療を受けなければならないわけではありません。
ゆっくり考えていただき、後日ご返答ください。
現在の状態を確認し最適な治療計画を策定するために、レントゲン写真と口腔内写真を撮影します。次に、歯型を取り、噛み合わせや虫歯、歯周病を検査します。状況によっては、虫歯や歯周病の治療が先になることもあります。また、顎や骨格に問題がある場合はCTスキャンが必要になることもあります。
小児期の歯並びの乱れや顎の成長の問題は、将来の口腔健康に大きな影響を及ぼす可能性があります。そのため、小児歯科矯正は重要です。ここでは、なぜ小児歯科矯正が虫歯や歯周病を予防するのか、その重要性について考えてみましょう。
まず、歯並びの乱れは歯ブラシやフロスが届きにくくなり、磨き残しが増えるため虫歯や歯周病の原因となります。小児歯科矯正によって、歯並びを整えることで、歯磨きやフロスの効果を最大限に発揮し、虫歯や歯周病のリスクを軽減できます。
さらに、小児期に歯並びの問題を解決することで、成長期の顎の発育を促進し、将来の歯並びの乱れや顎の問題を予防できます。
また、歯並びの悪さは噛み合わせにも影響を与え、食べ物が充分に噛めなくなることで消化にも悪影響があります。栄養が充分に吸収できないと発育に影響を及ぼす可能性があります。
総じて、小児歯科矯正は虫歯や歯周病の予防において非常に重要な役割を果たします。定期的な歯科検診と早期の矯正治療によって、子供たちの口腔健康を守り、将来の健康な笑顔を支えることができます。