矯正歯科

矯正歯科

歯並びと健康は比例します

歯の並びは見た目だけでなく、健康にも大きな影響を及ぼします。
噛み合わせが不正だと、顎の成長や発音、体重管理、心理的な問題などに悪影響を与えます。

特に小学生の顎の成長や永久歯の生え変わり時期に歯並びを整えると、
子供の心と体が健康的に成長する環境を整えることができます。

歯並びを整えないとこんなことに!?

虫歯や歯周病に
なりやすくなる
歯並びが悪いと、汚れがたまりやすくなり、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。進行した歯周病は、糖尿病や脳卒中、心筋梗塞などの疾患を引き起こすとされています。
舌や頬などを
噛みやすくなる
歯が適切な位置にないと、舌や頬を噛んだり傷つけやすくなります。そして、傷ついた箇所で口内炎ができやすくなります。
歯ぐきや骨が
崩れていく
噛み合わせのバランスが悪くなると、噛む力が均等になりません。この状態を放置すると、歯を支える歯ぐきや骨が崩壊します。

矯正治療の目安

~ 顎の形には色々な種類があります ~

美しい横顔の基準 ~Eライン~ 

横顔美人を判断する「Eライン(エステライン)」は、鼻の先と顎の先を結ぶライン。このライン上に口が並ぶと、美しい横顔とされ、矯正治療の目安にもなります。

Eライン・大宮いしはた歯科

不正咬合の種類

上顎前突
下顎前突
叢生
開咬
空隙歯列
過蓋咬合
交叉咬合
~出っ歯~
上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎がラインよりも前に出てしまう上顎前突症(出っ歯)です。
食事は奥歯で噛むことができますが、前歯が出ていて噛み合いがずれているため、しっかり噛むことができません。
そのため、下顎を前に出して噛む癖がつき、顎の関節に負担がかかります。また、歯が大きくて顎の骨に収まりきれず、前方に飛び出すように生えてしまうことで、上下顎前突になるケースが多いです。
一方、顎の骨の成長が停止し、正常な歯が顎の骨に収まりきれず、上下顎前突になる場合もあります。

上顎前突・大宮いしはた歯科
~受け口・しゃくれ~
下顎前突(かがくぜんとつ)

下顎前突症(受け口・しゃくれ)は、通常、下顎が過剰に成長し、上顎よりも大きくなる状態を指します。しかし、逆に上顎が成長せず、見た目が下顎前突に見えることもあります。
成長期に口呼吸が長く続いたり、指しゃぶりや舌へき(舌を突き出して飲み込む癖)などが原因の一つとされています。

下顎前突・大宮いしはた歯科
~乱杭歯(らんぐいば)~
叢生(そうせい)

叢生とは、歯が重なり合って凸凹になる歯並びの状態を指します。歯のサイズに対して顎のサイズが小さく、歯がスペース不足で並び切れず、いくつかの箇所で重なっています。歯と顎のサイズのバランスが大きく乖離している場合、永久歯を抜いて矯正治療で歯並びを改善することがあります。

叢生、乱杭歯・大宮いしはた歯科
開咬(かいこう)

オープンバイトは、不正咬合の一種で、「お口ポカン」の状態です。

上下の歯が重なることなく、食べ物を噛み切ることが難しい問題があります。
矯正治療で修復可能ですが、状態が進行している場合は外科的な処置が必要なこともあります。

開咬・大宮いしはた歯科
空隙歯列(くうげきしれつ)

歯と歯の間に隙間ができている歯並びを空隙歯列といい、「すきっ歯」とも呼ばれます。

見た目だけでなく、発音が難しくなったり、食べ物が詰まりやすくなるなど機能的な問題もあります。
乳歯のすきっ歯は自然に治ることがありますが、大人の場合は自然治癒は期待できません。

空隙歯列・大宮いしはた歯科
過蓋咬合

過蓋咬合とは、歯を奥歯とともに咬みしめたときに、下の歯がほとんど見えない歯並びのことです。

放置すると、顎関節症を引き起こす可能性があります。
ワイヤー矯正や、軽度な場合はマウスピース矯正で治療できることもあります。

過蓋咬合・大宮いしはた歯科
交叉咬合(こうさこうごう)

交叉咬合とは、上下の歯が交差して生えてしまっている状態を指します。
よくあるケースは上の奥歯が下の奥歯の内側に入り込んでいることが状態であり、咬み合わせが逆転している状態です。

治療は、永久歯が生え始める4~5歳の乳歯期から開始できます。

交叉咬合・大宮いしはた歯科

お子さんの矯正治療をお考えのご両親へ

お子さんの矯正治療をお考えのご両親へ・大宮いしはた歯科

小児矯正では、あごの成長や歯の生え変わりを活用することができ、多くの利点があります。

成人になってからの矯正では、健康な歯を抜く必要が生じることもありますが、小児矯正では成長期の力を利用してあごを適切な位置に導くことができます。
そのため、抜歯なしで歯並びを整えることが可能であり、受け口や出っ歯などの予防もできます。

成長段階である幼少期だからこそできる治療なのです。

矯正の装置

拡大床
矯正の種類:拡大床・大宮いしはた歯科
拡大床は、スペース不足の顎に対し、抜歯なしで上下の歯を外側に移動させることで、歯を整列させる装置です。取り外し可能で、子ども向けに使われますが、大人にも適用されます。装着時間の短縮は治療進行に影響します。拡大床のみでは顎骨を拡大できませんが、歯の傾斜を変えて整列を改善することが可能です。
バイオネーター
(機能的矯正装置)
矯正の種類:バイオネーター・大宮いしはた歯科
バイオネーターは、筋肉の動きを利用して下顎の前方成長を促す装置で、ヨーロッパでよく用いられます。取り外し可能で、通学中や食事時にも不自由しません。上顎前突や下顎前突、過蓋咬合などに有効ですが、成長期の子どもにのみ使用可能です。
斜面板
矯正の種類:斜面板・大宮いしはた歯科
下あごが正しく成長していない場合に、前方への成長を促してくれる装置です。上あごに装着します。乳歯と永久歯が混在する時期に使用されます。
リンガルアーチ
矯正の種類:リンガルアーチ・大宮いしはた歯科
前歯の1~4本の歯を2~3mmの傾斜移動で治療するための装置です。生えている最中の歯にも使えます。一度に多くの歯は移動できないため、矯正地長は数本の歯に限定されます。歯の裏側に装着するため、見た目も気になりません。
クワドヘリックス
矯正の種類:クワドヘリックス・大宮いしはた歯科
あごや歯列幅を広げる固定式の拡大床装置です。一般的な拡大床よりも力が強く、成人にも使用できます。拡大床とは違い固定式のため、自分や親御さんで取り外ず、食べかすが挟まりやすいので親御さんに丁寧に仕上げ磨きしていただく必要があります。

小児矯正をはじめる時期

小児矯正を始める適切な時期は、永久歯の6歳臼歯と前歯4本が生え揃った時です。お子さんの歯並びやあごの成長に不安がある場合は、6、7歳頃に歯科医院で健診を受けることをお勧めします。

矯正相談は初回無料ですが、2回目以降は2200円(税込)かかりますのでご了承ください。大宮いしはた歯科では、小児矯正や大人の方の矯正相談も行っています。

矯正治療の流れ

STEP01カウンセリング(初回無料)
矯正治療の流れ:1カウンセリング・大宮いしはた歯科

歯並びについてのお悩みや疑問、治療に関するご希望をお聞かせください。
口の中を確認し、問題や治療方法、流れ、期間、費用を丁寧に説明します。

カウンセリングを受けたからといって、必ずしも矯正治療を受けなければならないわけではありません。
ゆっくり考えていただき、後日ご返答ください。

STEP02検査
矯正治療の流れ:2検査・大宮いしはた歯科

現在の状態を確認し最適な治療計画を策定するために、レントゲン写真と口腔内写真を撮影します。次に、歯型を取り、噛み合わせや虫歯、歯周病を検査します。状況によっては、虫歯や歯周病の治療が先になることもあります。また、顎や骨格に問題がある場合はCTスキャンが必要になることもあります。

STEP03治療計画
治療計画・大宮いしはた歯科
検査結果を詳細に分析し、最適な治療計画を提案し、わかりやすく説明します。治療内容にご納得いただければ、治療を開始します。
STEP04矯正装置の装着
矯正装置の装着・大宮いしはた歯科
治療計画でご説明した矯正装置を装着します。
装着後は月に1度ほど通院していただき、
お口の中の状態をチェックしたり装置の調整を行ったりします。
STEP05歯磨き指導
矯正治療の流れ:5歯磨き指導・大宮いしはた歯科
矯正装置を装着していると歯磨きがしにくくなり磨き残しが多くなる場合があります。
また、隙間に食べかすが挟まることもございます。
矯正装置を付けていてもきちんと歯を磨ける正しい歯磨き方法の指導も行っています。
STEP06保定
リテーナー・大宮いしはた歯科
矯正装置を外した後、歯は元の位置に戻ろうとします。
歯を理想的な位置に安定させるために、約1年間リテーナーという保定装置(取り外し可能)を着用し、その動きを防止します。
その後、数ヶ月に1回のペースで通院し、経過を診察します。

予防矯正のすすめ

歯にとって健全な環境を整えましょう

小児期の歯並びの乱れや顎の成長の問題は、将来の口腔健康に大きな影響を及ぼす可能性があります。そのため、小児歯科矯正は重要です。ここでは、なぜ小児歯科矯正が虫歯や歯周病を予防するのか、その重要性について考えてみましょう。

まず、歯並びの乱れは歯ブラシやフロスが届きにくくなり、磨き残しが増えるため虫歯や歯周病の原因となります。小児歯科矯正によって、歯並びを整えることで、歯磨きやフロスの効果を最大限に発揮し、虫歯や歯周病のリスクを軽減できます。

さらに、小児期に歯並びの問題を解決することで、成長期の顎の発育を促進し、将来の歯並びの乱れや顎の問題を予防できます。

また、歯並びの悪さは噛み合わせにも影響を与え、食べ物が充分に噛めなくなることで消化にも悪影響があります。栄養が充分に吸収できないと発育に影響を及ぼす可能性があります。

総じて、小児歯科矯正は虫歯や歯周病の予防において非常に重要な役割を果たします。定期的な歯科検診と早期の矯正治療によって、子供たちの口腔健康を守り、将来の健康な笑顔を支えることができます。

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優しい・相談しやすい・わかりやすい説明をモットーに診療しております。

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