保険治療で使用されるパラジウム合金について

保険治療で使用されるパラジウム合金について

銀歯の問題点・大宮駅から徒歩6分の大宮いしはた歯科
院長 松田 駿司
SHUNJI.MATSUDA

今回は、保険治療で使われるパラジウム合金についてお話しします。保険が適用されるものの、健康面を考慮するとあまり良い選択とは言えません。

パラジウムの問題点

パラジウムは保険金属の主要成分であり、リンパ球幼若化テストで金属アレルギーを調べると、約半数以上の患者が陽性反応を示します。

 

国際的な見解

ドイツでは、保健省が以下の注意勧告を歯科業界に対して行っています。 「幼児及び妊婦には、銅を含有するパラジウム合金や水銀・銀アマルガム合金を使用しないでください」

現在、世界的にはパラジウムフリーが主流となりつつあります。ドイツなどの医療先進国では、パラジウム合金が人体に悪影響を及ぼすため、パラジウムフリーの材料が強く推奨されています。日本向けに作られた外国製の歯科金属の資料にも、「この金属はパラジウムを一切含んでいません」と記載されています。

 

健康への影響

保険が適用されている「金銀パラジウム合金」や、50%以上の水銀を含むアマルガムを外すことで、症状が改善される患者も多くいます。身体に合わない金属を取り除くことで、「金属アレルギー」「アトピー性皮膚炎」「掌せき膿胞症」「肩こり」「腰痛」「背中の痛み」「偏頭痛」「鼻づまり」「目の重み」「股関節の痛み」「足の痛み」「首のこり」「腹痛」「めまい」「冷え性」「不安感」「イライラ」などの多くの症状が改善されます。

 

潜在的な原因

通院しても改善されない症状の原因が金属にあることはよくあります。原因が特定できなければ、原因不明の症状と一生付き合うことになります。健康な体で過ごす一生と、原因不明の症状を抱えたまま過ごす一生、どちらが良いでしょうか?

 

歴史と現状

戦後から保険が適用される金属として「金銀パラジウム合金」が認められました。これは比較的安価なため、日本の経済状況に適していました。日本経済が発展すれば、「金銀パラジウム合金」から「金合金」に切り替える予定でしたが、現在も適用はされていません。

 

パラジウム合金の成分と影響

「金銀パラジウム合金」には「金」「銀」「銅」「パラジウム」「亜鉛」「インジウム」「イリジウム」「スズ」などが含まれています。これらの金属は口腔内で腐食し、長期間にわたり体内に吸収されることで人体に悪影響を及ぼします。

 

金属アレルギーのリスク

詰め物やかぶせ物、入れ歯には予想以上に多くの金属が含まれています。歯科医院を信用している患者も多いですが、実際には「水銀」「コバルト」「クロム」「ニッケル」「パラジウム」「アルミニウム」「亜鉛」「ロジウム」などが金属アレルギーを引き起こしやすい代表的な金属として含まれています。

 

健康への配慮

虫歯治療の経験がある人は、口の中に金属が入っています。詰め物やかぶせ物をしている場合は、金属の危険性を理解し、改めて修復物を選択することが重要です。

あなたの口腔内は健康な状態を保てていますか?不安がある場合は、一度診察を受けることをお勧めします。

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