保険適用の詰め物は劣化しやすい?

保険適用の詰め物は劣化しやすい?

院長 松田 駿司
SHUNJI.MATSUDA

大宮いしはた歯科の松田駿司です。
歯科治療において詰め物をしている方は多いと思いますが、その詰め物のメインテナンスは皆さん適切に行っていますか?
歯の詰め物にはいくつかの種類がありますが、保険適用でよく使われるのは以下の2種類です。

  • レジン
    白いプラスチックのような素材で、複数の成分が混ざってできています。
  • 銀歯
    金銀パラジウム合金などの金属が混ざったものです。

どちらも複数の素材が混合されているため、純度が低く、温度や化学物質の影響で劣化しやすいとされています。そのため、詰め物をした歯でも隙間ができたり、溶解したりすることがあります。これらの問題を予防するためには定期的なチェックが必要です。

当院では、3〜4か月ごとの定期健診を推奨しています。早期に問題を発見すれば、小さな修復で済む場合があります。保険適用の詰め物(補綴物)の寿命は4~5年と言われています。

一方、保険外の詰め物は長持ちするのか?

保険外の詰め物にも種類がありますが、その利点としては耐久性や隙間の高さが挙げられます。
例えば、柔らかく密着度の高い金歯や、ハイブリッドレジンのように硬い素材の組み合わせなどがあります。これらの詰め物は作成時の精度が高く、保険適用のものよりも長持ちしやすいとされていますが、やはり定期的なメンテナンスが重要です。金歯やセラミック製の詰め物は20年以上持続することがあります。

劣化した詰め物を放置してはいけない理由

詰め物が劣化すると以下のような問題が生じる可能性があります。

  • 虫歯
    隙間ができると虫歯が進行しやすくなります。
  • 有害物質の漏出
    かつて使用されていたアマルガムなどの成分が口内に漏れ出る可能性があります。
    現在の詰め物ではほとんど見られませんが、金属アレルギーの方にとっては問題となることがあります。
  • 癌のリスク
    口内に長期間有害な刺激が及ぶことで、癌化する可能性も考えられます。

これらの理由から、劣化した詰め物を放置せず、定期的にメンテナンスを行うことが重要です。

保険適用の治療でも確かに上手な方と、そうでもない方がいるというのも事実ですが、再発リスクの高さは自由診療の治療と材質に比べると保険診療のものは比べ物にならないくらい差があります。定期的なメインテナンスを行うことで長く使える場合もありますが再治療をしたくない、長く使いたいのであれば自由診療を受ける方が長い年月を考えると自由診療の方が患者さまにはメリットが多くあります。

治療のご相談やお悩みがある方は、ぜひ大宮いしはた歯科にお越しください。
早急な治療を必要としない方も、定期検診などの時にご相談いただければ宜しいかと思います。

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