子どもの寝ている間の歯ぎしり

子どもの寝ている間の歯ぎしり

歯ぎしりについて

歯医者さんの中では、歯ぎしりのことを「グラインディング」や「ブラキシズム」と呼ぶこともあります。歯ぎしりは、自分では気づかないうちに、寝ている間に歯を強く噛み合わせてしまう習慣です。とても強い力で上下の歯をすり合わせることがあり、ギリギリという音が出ることもありますが、音がしない場合もあります。

歯ぎしりの種類

歯ぎしりには「生理的なもの」と「病的なもの」の2種類があります。「生理的な歯ぎしり」というのは、日常のストレスを解消するために無意識に行うもので、例えば貧乏ゆすりと同じように自然に起こるものです。よく「子どもが夜中に歯ぎしりをするけれど大丈夫ですか?」と聞かれることがありますが、これは生理的な歯ぎしりで、特に心配はありません。

生理的な歯ぎしりと病的な歯ぎしりの違い

子供の寝ている際の歯ぎしりについて|大宮駅西口の歯医者、大宮いしはた歯科

では、生理的な歯ぎしりと病的な歯ぎしりの違いは何かというと、歯のすり減り方にあります。生理的な歯ぎしりでは歯がすり減ることはほとんどありませんが、病的な歯ぎしりの場合、特に下の前歯の先端が削れて平らになってしまいます。お子さんが寝ている時の歯ぎしりが気になる場合は、ぜひ相談してみてください。これが判断の目安になります。

歯ぎしりや食いしばりを続けると、歯や歯ぐき、顎の関節に余計な負担がかかり、ダメージがたまってしまいます。このような不要で強すぎる力は、口の中にさまざまな問題を引き起こします。現代はストレスが多い社会なので、歯ぎしりや食いしばりをしている人はけっこう多いかもしれません。

ですが寝ている間の歯ぎしりや食いしばりは自分では気づかないことがほとんどです。虫歯や歯周病ではないのに歯が痛む、しみる、といった症状がある時は、歯ぎしりや食いしばりが原因の可能性もあります。

思い当たるところがある方や歯について相談したいことがある方は大宮いしはた歯科までお問い合わせください。

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