顎関節症の疑いがある方へ:痛み対策のご案内

顎関節症の疑いがある方へ:痛み対策のご案内

理事長 石幡 一樹
KAZUKI.ISHIHATA

顎関節症の疑いがある方や診断された方の中には、痛みに悩まされている方が多いかもしれません。痛みがひどいと、あくびをするだけで辛かったり、食事や会話が難しくなったりすることもあります。

顎関節症の痛みを感じたら

顎関節症の痛みが強い場合、まずは口腔外科を受診することが重要です。しかし、忙しくてすぐに受診できない方もいるでしょう。そこで、この記事では顎関節症の痛みを和らげる方法をご紹介します。この記事を参考にすることで、痛みを和らげ、症状を悪化させないためのポイントを理解できるでしょう。

重要なのはとにかく安静にすること

顎関節症で痛みを感じるときの一番の対処法は「安静にすること」です。そして、早めに口腔外科を受診し適切な治療を受けることが大切です。痛みを我慢して顎を無理に動かすことは避けましょう。これが痛みを悪化させる原因となる可能性があります。

顎に負担をかけない方法

  • あくびの仕方: あくびをするときは、口を大きく開けずに済ませるように心がけましょう。
  • ガムを噛まない: ガムを噛む習慣がある方は、顎に負担をかけるため、控えるようにしましょう。
  • やわらかい食事: 硬い食べ物や歯ごたえのある食事は避け、スープ、うどん、おかゆ、豆腐料理などのやわらかい食べ物を選びましょう。
  • 両側で噛む: 片側だけで噛む癖がある場合は、意識して両方の頬で噛むようにしましょう。
  • スポーツの制限: 歯を食いしばるスポーツ(アメフト、ラグビー、ボクシングなど)は避け、症状が改善するまで控えましょう。
  • 仰向けで寝る: 寝るときは仰向けで寝ることを意識し、うつ伏せで寝るのは避けましょう。

痛みがひどいときの対処法

  • 鎮痛薬の服用: 市販の鎮痛薬(ロキソニンやバファリンなど)を服用して痛みを和らげることができます。ただし、痛みが和らいでも顎を酷使しないように注意しましょう。
  • 患部を冷やす・温める: 急な痛みがある場合は、患部を10分間冷やしてみましょう。痛みが和らいできたら、蒸しタオルや温湿布で温めるのも効果的です。

口腔外科の治療が効果がないと感じたら

既に口腔外科を受診している方でも、症状が改善しない場合は他の口腔外科の受診を検討しましょう。特にマウスピースを使用している場合、セカンドオピニオンを受けるのも一つの手です。最新の知見では、マウスピースの使用が無意味であることも指摘されています。

まとめ

顎関節症と診断された方や疑いがある方は、口腔外科を受診することが重要です。受診までの間は顎に負担をかけないよう安静に過ごしましょう。すぐに受診できない場合や痛みが我慢できない場合は、鎮痛薬を服用したり、患部を冷やす・温めるなどして一時的に対処してください。顎関節症の治療では、再発防止のために原因に基づいた適切な対処が重要です。

 

医療法人社団 樹伸会  大宮いしはた歯科では、その場しのぎの対症療法ではなく、原因から治す顎関節症治療をおこなっています。

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