先天性の永久歯欠如とは
普通、永久歯は上下合わせて28本あります(親知らずを除く)。しかし、永久歯が生えるべきところに歯が生えないことを「先天性欠如」と言います。通常、乳歯の下では将来永久歯になるための芽(歯胚)が育っていますが、何らかの理由でこの歯胚が存在しないと、永久歯が生えてこず、先天性欠如歯となります。これは先天性欠損歯や無歯症とも呼ばれます。
先天性欠如の原因はまだ明確には解明されていません。遺伝や妊娠中の栄養不足、全身疾患、薬の副作用などが関係していると考えられていますが、はっきりとした因果関係はわかっておらず、そのため予防も難しいです。 では、どれくらいの人が先天性欠如になるのでしょうか?