「赤ちゃんの生え始めの歯」注意すべきトラブル4つ

「赤ちゃんの生え始めの歯」注意すべきトラブル4つ

赤ちゃんの歯が生え始めると、その小さな白い歯がとても可愛らしく感じられます。しかし、これまでとは異なり、オーラルケアが難しいと感じるお母さんも多いかもしれません。

ところで、赤ちゃんの口の中を覗いて、「これって大丈夫なのかな?」と不安になったことはありませんか?実は、歯が生え始める時期は、トラブルが起こりやすい重要な時期なのです。

今回は、赤ちゃんの歯が生え始めたときに注意すべきトラブルについて詳しくお伝えします。

「赤ちゃんの生え始めの歯」注意すべきトラブル4つ|大宮駅から徒歩6分の歯医者、大宮いしはた歯科

注意が必要な歯のトラブルと治療の必要性

1. 萌出性嚢胞(ほうしゅつせいのうほう)

赤ちゃんの歯肉が膨らんで、青紫や黒っぽく見えることがあり、驚かれることがあります。この膨らみの下には、生えようとしている歯があり、その歯と対になる歯が刺激を受けている状態です。歯が一部でも顔を出せば、自然と治癒しますので、特別な治療は必要ありません。

2. 先天性歯(せんてんし)

生まれた時や生後1ヶ月頃に現れる歯を「先天性歯」と呼びます。この歯があると、おっぱいを飲む際に乳首や赤ちゃんの舌の裏を傷つけてしまうことがあります。また、歯の根が未熟でぐらつくことがあり、誤嚥の危険性があるため、早めに小児歯科で診てもらうことが重要です。

3. 萌出性歯肉炎(ほうしゅつせいしにくえん)

歯が生え始める生後4~6ヶ月の頃に起こる歯肉炎です。この場合、歯が完全に生えれば自然と良くなりますが、歯が汚れていると歯肉炎が発生することもあります。赤ちゃんでも歯肉炎にかかる可能性があるため注意が必要です。

4. 上皮真珠(じょうひしんじゅ)

生まれたばかりの赤ちゃんの歯肉に、白い真珠のような小さな塊が見られることがあります。これは「上皮真珠」と呼ばれ、乳歯が生える頃には自然と消えるため、治療は必要ありません。

もしこれらのトラブルが起こったら?

1. 萌出性嚢胞、萌出性歯肉炎、上皮真珠について

これらは基本的に治療の必要がありませんが、自宅での判断が難しい場合は、一度小児歯科で診てもらうと安心です。

2. 先天性歯の場合

過剰歯や乳歯の可能性があるため、注意が必要です。おっぱいを飲むたびに傷ついてしまう場合は、歯を削って形を整える治療が必要になることもあります。見つけたら、早めに小児歯科を受診しましょう。

3. 歯肉炎の場合

歯肉炎がある場合は、小児歯科で適切な歯磨きの方法を教わると良いでしょう。歯ブラシの使い方や、仕上げ磨きに適したブラシの選び方など、効果的なケア方法を学ぶことができます。歯肉炎はガーゼ磨きでは防ぎにくいため、歯ブラシを使ってしっかり汚れを取り除くことが大切です。

赤ちゃんのお口の中をチェックする機会は少ないかもしれませんが、授乳や歯磨きの際に、少し覗いてみてください。そして、何か気になることがあれば、早めに小児歯科を受診するようにしましょう。

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