乳歯から永久歯へ
お子さんが5歳から6歳頃になると、いわゆる「6歳臼歯」と呼ばれる永久歯が乳歯の列の一番奥に生えてきます。それと同時に、下の前歯(1番)が抜けて、永久歯が顔を出し始めます。6歳臼歯が先に生えるか、1番の前歯が先に生えるかは個人差がありますが、このようにして乳歯から永久歯への交換が始まるのです。
お子さんが5歳から6歳頃になると、いわゆる「6歳臼歯」と呼ばれる永久歯が乳歯の列の一番奥に生えてきます。それと同時に、下の前歯(1番)が抜けて、永久歯が顔を出し始めます。6歳臼歯が先に生えるか、1番の前歯が先に生えるかは個人差がありますが、このようにして乳歯から永久歯への交換が始まるのです。
一般的に、この順番で永久歯が生え揃い、12歳から13歳頃までに、第2大臼歯までの永久歯がすべて揃います。
第1大臼歯(6歳臼歯)は、4つの山が盛り上がっている形状をしており、生え始めの頃はその頂点が白い点のように見えます。この歯が完全に生えるまでには約1年ほどかかりますが、一番奥に位置するため気づきにくいことがあります。
そのため、歯ブラシが届かずに歯茎が炎症を起こしたり、虫歯になってしまうことがありますので注意が必要です。6歳臼歯は、永久歯の歯並びを決定する重要な歯で、噛む力も最も強く、溝が深いのが特徴です。歯ブラシを横からしっかりと当てて、丁寧に磨くことを心がけましょう。