子どもの受け口は何歳から治療すればいい?

子どもの受け口は何歳から治療すればいい?

子供の受け口の原因

院長 松田 駿司
SHUNJI.MATSUDA
子どもの受け口は何歳から治療した方がいい?

大宮いしはた歯科の松田駿司です。
受け口についてですが、受け口は上顎よりも下顎が前に出ている状態で、子供にも見られます。この状態が発生する原因としては、「遺伝的要因」や「成長過程での顔の歪み」などが考えられます。

現代の子供では、3歳児のおよそ1割が受け口であると推定されています。これは、顎の骨が小さく生まれ、正しい歯並びを保てないため、年齢と共に受け口になってしまうケースです。さらに、日常生活で無意識に行っている癖も受け口の原因となることがあります。

例えば、「頬杖をつく」「食べ物を噛む時に同じ歯ばかり使う」「寝相による顔の歪み」などが原因となります。赤ちゃんの場合、成長と共に受け口が矯正されることもありますが、永久歯に生え変わる時に改善されていない場合は、専門医に相談する必要があります。身内に受け口の人がいない場合、遺伝の心配は基本的にありませんので、経過観察が推奨されます。

子供の受け口の治療開始時期

乳児の受け口は自然に矯正されることもあり、3歳児の1割が受け口であるという報告もあります。そのため、受け口の治療を始めるのは6歳前後が良いとされています。この時期は、永久歯に生え変わるタイミングであり、骨格のバランスを整えやすい時期です。

ただし、治療にはマウスピースなどを口に装着するため、違和感を感じて嫌がる子供もいます。その場合は、治療の有無に関わらず一度専門医を受診し、現状を把握しておくことが重要です。

上顎は小学校低学年から中学年にかけて最も成長し、下顎は小学校高学年から中学校にかけて成長します。この成長時期に成長を阻害しないためにも、小学校低学年の時期に受け口の治療を始めることが推奨されます。

子供の受け口の矯正治療(骨格的な要因)

子供の受け口が骨格的な要因である場合は、早期に歯列矯正治療を行うことが重要です。早期に治療を行うことで、上顎の成長を促進し、下顎の成長を抑制することで顎全体のバランスを整えることができます。

受け口の矯正治療にはいくつかの方法があります。乳歯の場合、睡眠時に「ムーシールド」という矯正装置を装着する治療や、上顎前方牽引装置やチンカップを用いた治療があります。歯科医で診察を受け、医師と相談して治療を進めていくことが重要です。

お子様の受け口がご心配な親御さんは大宮いしはた歯科までご相談ください。

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