顎関節症の人がやってはいけない8つのこと

顎関節症の人がやってはいけない8つのこと

顎関節症の患者さんや顎関節症の疑いがある方に向けて、症状を悪化させないために「やってはいけないこと」を、1.日常の習慣と2.治療方法の2つの観点から紹介します。この記事を読むことで、顎関節症の症状を進行させないために避けるべき行動や、セルフケアについての正しい知識を得られます。

すでに顎関節症と診断された方や、顎に違和感を感じている方は、ぜひご覧ください。

顎関節症で避けるべき習慣

顎関節症の方やその疑いがある方は、症状を悪化させる可能性がある習慣を避けることが大切です。無意識に続けている行動が、実は顎関節症の原因や悪化要因となっていることがあります。ここでは特に注意すべき4つの習慣を紹介します。

 

片側だけで噛む癖

片側だけで食べ物を噛む癖は、顎関節症の主要な原因のひとつです。長期間この癖が続くと、顎関節の動きに左右差が生じ、片側の関節に過度の負担がかかることになります。無意識に行う咀嚼行動ゆえに、日常的に片側で噛んでいても自覚しにくいものです。もしその癖に気づいたら、意識的に両側の顎を使って噛むことが重要です。

顎に負担のかかる姿勢

顎関節症の方は、顎に負担がかかる姿勢を避けるべきです。例えば、頬づえやうつ伏せの姿勢、長時間の下向き姿勢は顎関節に負担をかけます。これらの姿勢を繰り返すと、顎に継続的な圧力がかかり、痛みを引き起こすことがあります。

歯列接触癖(TCH)

TCH(歯列接触癖)は、上下の歯を無意識に接触させ続ける癖で、顎関節に過度の緊張をもたらします。TCHによる持続的な歯の接触は、顎関節の疲労を引き起こし、痛みを増す原因となります。自分にこの癖があるかどうかを意識して確認し、改善に努めることが重要です。

歯ぎしり

歯ぎしりは、顎関節に大きな負担をかける習慣であり、顎関節症の悪化を引き起こす可能性があります。歯ぎしりによる圧力は歯や顎に負担をかけ続け、症状を悪化させることがあります。歯ぎしりがある場合は、歯科医院での診察を受け、適切な対策を講じることが必要です。

顎関節症で避けるべき治療方法

顎関節症の人がやってはいけない8つのこと|大宮駅から徒歩6分の歯医者、大宮いしはた歯科

顎関節症は自己流の治療で改善することは難しく、むしろ悪化させるリスクがあります。ここでは避けるべき治療方法を紹介します。

長時間ガムを噛む

顎関節症の症状があるときに長時間ガムを噛むことは、顎関節にさらなる負担をかけ、症状を悪化させる原因となります。ガムを使った治療法は歯科医師の指導のもとで行う必要があります。

市販のマウスピースの使用

市販のマウスピースを使うことは、顎関節症の改善にならないばかりか、歯並びに悪影響を与える可能性があります。顎関節症の治療には、専門医によるオーダーメイドのマウスピースが必要です。

自己流の顎ストレッチ

インターネットで紹介されている自己流の顎ストレッチは、顎関節症の症状を悪化させる可能性があるため、避けるべきです。特に大きな開口運動は、顎に大きな負担をかけることになります。

整体だけに頼る

顎関節症の治療において、整体だけに頼るのは不適切です。整体は対症療法であり、根本的な原因を取り除くことはできません。専門の歯科医師による治療が必要です。

この記事では、顎関節症の患者さんが避けるべき習慣や治療方法について説明しました。自己判断で治療を試みると、症状が悪化することがありますので、専門の歯科医師の診察を受けることが大切です。大宮いしはた歯科では、顎関節症の原因を根本から治療するための専門的なケアを提供していますので、ぜひご相談ください。

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