ワンタフトブラシの特徴
ワンタフトブラシは、部分用歯ブラシや一歯用歯ブラシとも呼ばれ、磨き残しが多い部分を重点的にケアするための清掃器具です。日本ではまだあまり普及していませんが、予防先進国のスウェーデンでは主要な歯ブラシとして広く使用されています。ワンタフトブラシには以下のような特徴があります。
■小さなヘッド
ワンタフトブラシのヘッドは普通の歯ブラシよりも小さく、歯間や奥歯などの狭い場所を効果的に磨くのに適しています。また、嘔吐反射が強く、歯ブラシを口に入れると不快感を覚える方でも、抵抗なく使用できます。
■ピンポイントで磨ける
大きな歯ブラシは広い範囲をざっくりと磨くことが多いですが、ワンタフトブラシは特定の場所を意識しながらピンポイントで磨くことができます。強くなりがちなブラシ圧も、調整しやすくなります。
■三角形のブラシ形状
ワンタフトブラシの毛先は三角形の山切りカットになっており、凹んだ歯間を磨きやすく、どんな角度でもしっかり汚れを落とせるよう設計されています。歯磨きが苦手な人でも、ストレスなく使えるのが特徴です。
■高密度のブラシ
一般的な歯ブラシは毛が3列に分かれて植えられているため「3列ブラシ」とも呼ばれますが、ワンタフトブラシは1つの毛束に高密度で毛が植えられており、プラークを効果的に除去することができます。ただし、密度は商品によって異なります。