1-1. デンタルフロスで歯と歯の汚れをしっかり落とす
口腔内に残った食べかすは24時間でプラーク(歯垢)になり、48時間で歯石になります。デンタルフロスなどで歯と歯の間の汚れを取り除く習慣がないと、食べかすが残り歯石となってしまいます。1日1回はデンタルフロスを使って歯と歯の間に挟まった食べかすを取り除きましょう。
1-2. 歯石が付きにくい歯磨き粉を使う
歯の表面がざらついていると、歯垢が蓄積して歯石になります。歯の表面をツルツルにコーティングする歯磨き粉を使うことで、歯垢の蓄積を防ぐことができます。
おすすめ商品:アパガードリナメル(オーラルケア)。
1-3. リステリンのターターコントロールを使用する
リステリンには歯石予防の商品がありますが、リステリンだけでは歯垢を落とせないため、歯磨きやデンタルフロスで汚れを落とした後に、仕上げとしてリステリンでうがいをしましょう。
2-1. 歯がしみやすい食事は避ける
歯石を除去した当日は、歯がしみやすいため、冷たい食事や熱い食事など、口腔内の温度と差がある食べ物は避けましょう。歯がしみる症状は数日後には落ち着きます。
2-2. 歯磨きを優しく行う
歯石除去後は歯茎が傷ついているため、優しく歯を磨きましょう。歯茎から出血がある場合でも、2~3日経てば収まり、綺麗な歯茎に戻ります。
2-3. 歯石除去後はフッ素が効果的
歯石除去後は、歯の表面が綺麗な状態です。この状態でフッ素を塗布することで、歯に吸収されやすくなり、虫歯を予防する効果があります。
上記の方法で歯石が付きにくくなることについてまとめました。人によって歯石の付きやすさには差があります。例えば、5年ぶりに歯科を受診しても全く汚れがついていない方もいれば、1か月ごとにお掃除に来ていても歯石が付きやすい方もいます。
SHUNJI.MATSUDA